デジタルカメラの設定②ホワイトバランス

デジタル画像の良し悪しを決める技術上の要件は露出とホワイトバランスだ。前者は基本的にはフィルム時代からの技術的要件をデジタルカメラに置き換えたものだったが、ホワイトバランスはデジタルカメラならではの特徴的な技術要件で、画像の美しさという点では決定的な要因となる。

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デジタルカメラの設定①

現在デジタル一眼レフのほとんどの機種では、JPEG とRAWの二形式で画像を記録することが出来る。RAW は「生」の意で、撮像素子から得られたままの、画像処理が行われる前のデータで、カメラや専用RAW ソフトを介し画像に展開し見ることが出来、後々かなり大幅な調整をすることが出来るというマニア向けのデータ形式だ。JPEG では撮影時に細かな設定や露出等を決定する必要があるが、いわばポジフィルムのようなもので、初心者には理解し易いだろう。

当講座では7 月までは、カメラをJPEG にセットして勉強を進めていく。
JPEG では記録時の画像サイズや品質を選ぶことが出来るが、作品づくりを目指すならラージ+ファインを常用にしよう。
残り枚数が減ってきて緊急避難的にはサイズはそのままにモードを落とすべき。その方が容量的に節約効果が大きいし、適正露出であれば差は目立ちにくい。

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