被災地へ行ってきました

昨日一念発起して、被災地へ行ってきました
深夜高速を飛ばし、四時に陸前高田着 無人の荒涼たる風景に正直、恐ろしさを感じました
勇気を出して撮りだしたらようやく心が坐り一日で 気仙沼、三陸町、石巻、仙台、名取 と気力の限り 日没まで回ってきました
帰り途中 さすがに事象の重たさと 物凄い負のオーラ(言葉悪いですが)に押しつぶされそうでしたが、泥のように眠った今朝は あらためて敬虔な気持ちです
なんだかんだ言っても、我々の幸せを噛みしめてまた 頑張っていこうと思います
これから順次報告していこうと思いますが、まずは陸前高田での夜明け前のカットを1枚
 陸前高田 20110814_04:39

大和路の撮影で思ひしこと

「JPEG の撮影ブラケティング」

盆前に奈良、天理~明日香 と久しぶりにプライベートな撮影行に出かけてきた。
今月後半から始まるPENTAX での「PhotoshopElements6 講座応用編」の作例写真の“仕入れ” ということもあってカメラはK100D Super1 台、レンタル自転車の前カゴにバックをつっこんでの気楽な撮影である。
今度は講座の調整練習用の教材入手が目的であるからほとんどがJPEG 撮影、しかもソフトでの調整の余地を残したコマを得るのが目的であるからカメラ側でのブラケティング撮影と前回ブログに記載したのとはまるで逆の撮影となった。

結論から言うと、これが実に楽しい!

撮影地が侘び寂び溢れる大和路ということもあいまって、PENTAX のカメラ特有の画質に見事にマッチ、撮影後に下手な画像処理の入り込む余地のない上がりであった。

IMGP0040_1.jpg IMGP0040_2.jpg IMGP0040_3.jpg

IMGP0082.jpg IMGP0082_1.jpg IMGP0082_2.jpg

作例はいずれも前後一段という大胆なブラケティングを使用しているが、BROWSER 上で展開してちょうどポジを判定するがごとく、久々に楽しい前別作業が行なえた。筆者の思うところそれぞれのコマに単なる適正露出の概念を超えた味わいがあり捨てがたい。ましてや(被写体とカメラのマッチングにもよるのだろうが)この後、姑息な調整などこの味わいを超えられるはずもない。考えても見れば、これこそ(=カメラ設定と露出に注意を払い、後工程の画像処理をしない)JPEG 撮影の醍醐味であろう。
ということでPENTAX のカメラと画づくりに感謝といったところであるが、肝心の画像調整用の教材作りにはまったく不首尾な結果となってしまった。
…世の中は上手くいかないものである。