雨天時のテクニック
梅雨空である… せっかく撮影に出かけても、雨の日では雨らしい写真は撮れても、筆者のような商業写真家はいつでも晴天のような明るい雰囲気の画像を求められることが多い さてどうするか?…
実際のロケ仕事、特に建物がらみなどで多用しているが、実例はクライアントの手前差しさわりがあるので、以前雨天時に訪れた高山のスナップで概説しよう
得意?のレイヤー効果を使って作業しよう
1.レイヤーを複製
2.効果「オーバーレイ」を選択
3.さらに「レイヤースタイル」でブレンド条件をこの場合、このレイヤー115/206、下のレイヤー0/255のままだ 空や遠景の明るさ、人物や緑、地面の色を破錠を起こさない範囲で効果的に増幅してブレンドさせ、晴天のような雰囲気の演出を狙ってみた 当日はかなりの大雨であったと記憶しているが、人物の傘がなければ晴天の雰囲気になったのではないだろうか 参考値としてヒストグラムの変化が分かるよう添付しておいた “明るい写真” に必要な、中間部~名部にかけてヒストグラムの山が伸びているのが分かる 通常のトーンカーブのみではこの部分の創出が難しいこの後、好みに応じてトーンカーブなどでさらに明るさの演出を加えればいいだろう
QED.