デジタルカメラの設定①

現在デジタル一眼レフのほとんどの機種では、JPEG とRAWの二形式で画像を記録することが出来る。RAW は「生」の意で、撮像素子から得られたままの、画像処理が行われる前のデータで、カメラや専用RAW ソフトを介し画像に展開し見ることが出来、後々かなり大幅な調整をすることが出来るというマニア向けのデータ形式だ。JPEG では撮影時に細かな設定や露出等を決定する必要があるが、いわばポジフィルムのようなもので、初心者には理解し易いだろう。

当講座では7 月までは、カメラをJPEG にセットして勉強を進めていく。
JPEG では記録時の画像サイズや品質を選ぶことが出来るが、作品づくりを目指すならラージ+ファインを常用にしよう。
残り枚数が減ってきて緊急避難的にはサイズはそのままにモードを落とすべき。その方が容量的に節約効果が大きいし、適正露出であれば差は目立ちにくい。

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当講座の受講者はPhotoshop などの使いこなしも前提にしているので、「ホームページ用に使う写真だから…」という場合も、大きく撮影して後で使用する最適サイズに縮小しよう。
露出判断は撮影後のモニターチェックでヒストグラムを表示させて行うが、日中の屋外などでは見づらい場合は「白飛び警告表示」を併用するとよい。

ただ、明暗差の激しい被写体では、白飛びを完全に防ごうとすると冴えない露出アンダーの写真になってしまうので注意しよう。
露出モードの使い方はフィルム一眼レフと同だが、デジタルの狭いダイナミックレンジを効果的に使うためにも意識して露出モードを使いこなそう。すぐに結果が判断できるデジタル一眼の特性を利用して、全くの“山カン” によるマニュアル撮影も有効な場合も多い。

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